ご帰宅後について
- 仔犬は親犬や兄弟と離れ、不安です。出来るだけ静かな場所で、ケージにお水だけ入れておき休ませてあげましょう。可哀そうだからと、ムヤミに抱っこしたり遊んであげると体調を悪くする場合があります。仔犬が落ち着くまでその日は、見守ってあげましょう。
- 小さなお子様がいる場合は、特に親御さんが目を配り、「ワンチャンは疲れているから休ませてあげて」と言ってあげてください。
- 低学年のお子さんがいらっしゃる家庭では、お互い興奮して一緒に走り回り、結果仔犬を踏んでしまったり、抱っこして立ち上がり落としてしまい仔犬が骨折する事故が多発します。特にプードルなどはよくピョンとジャンプして降りようとします。親御さんはしっかり見ていられる時に一緒に接するようにお願 いします。
- 物怖じしない仔犬は到着後すぐに元気に遊びまわろうとする場合もありますが、絶対に子供と追いかけっこなど興奮する事は控えてください。人間の子供でもお出かけした次の日などに興奮しすぎで体調を崩す子もいますよね!
食事
引渡し時に今まで食べていたフードを一緒に渡します。フードをお湯でやわらかくしてあげて与えてください。缶詰を小さじ1杯位を混ぜてもよいでしょう。冷めてからあげてください。
急にフードを変えると仔犬は食べてくれない場合があります。
今までと同じフードなら問題ないですが、違うフードをあげたい場合は、新しいフードと引渡しであげたフードを混ぜて少しずつならしてください。
急に兄弟達と離れて競争相手がいなくなると食べなくなってしまう子も多いです。しばらくは様子を見てあげてください。ストレスで食欲不振や下痢をおこす子もいます。
その後
仔犬もだいぶ落ち着いてきたら、無理にケージから出さず1日に2、3回大人がきちんと落ち着いて見てあげれる時間帯に30分以内ぐらいを目安に遊ばせてみるのもよいでしょう。自分で出てこれるようなら自分から出てくるまで見守ってあげましょう。決して無理にではなく仔犬の意思を尊重してあげましょう。
一軒一軒みなさん環境が違います。イロイロな本に惑わされず、各家庭にあった生活リズムに合わせて犬と人間が共存できるよう工夫していってください。
ワクチン接種
ワクチン前はどんな感染病がうつるかわかりませんから、外への散歩はできません。できればイロイロな人に触らせない事も大事です。
引渡し後1週間ぐらいし、仔犬も元気でしたら獣医さんの所へワクチン接種を受けに行きましょう。病院により値段もイロイロです。事前にリサーチする事も大事です。(希望で当方で1回ワクチンを接種している方は2回目のワクチンになります。)
散歩デビュー
予防接種も無事終わり、1週間ぐらいして元気なようでしたら念願の散歩です。初めての散歩でいきなり怖い思いなどをすると散歩が嫌いになってしまう場合もありますので、初めの2・3日は、抱っこして一緒に歩く程度からがいいと思います。仔犬が外の世界に馴れたら、リードを付けて散歩してください。